無線LANは目に見えないネットワークですので、「確実につながるのか」「何台アクセスポイントが必要か」
「もっとも効率的な設置レイアウトはどこか」といった不安や課題があります。また、導入にあたっては、壁などの遮蔽物や隣接する
アクセスポイント（AP）の電波干渉の確認や、セキュリティ対策が不可欠になります。
ハイパーでは、無線LANの導入前調査で現地での電波環境の調査を承ります。サイトサーベイで取得したデータをもとに、
設置フロアの形状やレイアウト、外来波、お客様の利用要件、無線LAN製品の特性を考慮して、
最適なアクセスポイントの配置設計を実施します。
また、導入後のサイトサーベイでは、各アクセスポイントの電波・ノイズ状況を“見える化”してお客様へ提示します。
無線LANサイトサーベイとは
無線LANサイトサーベイ（電波調査）を実施し、その結果を元に計画的にアクセスポイントの設置位置や、アンテナの向き、出力の調整、電波が届く範囲毎のチャンネル設計等を適切に施せば、効率的な電波の使い方ができ、結果としてより高品質な無線LAN環境の実現へ繋がります。無線LANサイトサーベイは、無線LANの導入前後に通信可否エリアや、場所によるパフォーマンスの違い等を調査、確認することでアクセスポイントの最適な場所への配置を実現します。
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無線通信が到達可能なエリアを調べ、視覚化することによって 適正な位置での設置や必要なAPの台数を割り出します。
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無線通信が減衰するレベルを調べ、視覚化することによって
適正な位置での設置や必要なAPの台数を割り出します。 -
無線通信の電波が重なり合う場所を視覚化することによって、適正な位置での設置や必要なAPの台数を割り出します。
無線LANサイトサーベイの成果物イメージ
サイトサーベイ前後のアクセスポイント台数と設置位置（例）
使用機種
NETSCOUT AirMagnet サーベイ Pro
無線 LANのトラブルシューティングを容易にする専用のWi-Fi 無線信号強度テスト・ツールを使用してサイトサーベイを実施します。
無線LANの電波干渉調査
無線LANを構築するにあたり、「電波干渉」は必ず考慮しなければなりません。電波干渉とはおよそ以下の2つに分けられます。
①限られた帯域の中で複数の無線LANが帯域を奪い合う
アクセスポイントは電波でデータを送出する前に、空中に他の電波がいないかをチェックします。存在していたら暫く待ち、再度チェックを行って他の電波がいないことが確認できたら初めて電波でデータを送出します。そのため、絶えず他の電波がいて、いつまでたっても空きが出ない場合は、当然データを送出することができなくなったり速度が遅くなったりします。
②無線LANの電波に同じ周波数帯の他の電波が重なってデータを壊す
無線LAN以外の他の電波と干渉しあって電波に乗ったデータが壊された場合、再送の処理が取られます。毎回壊れるとその度に再送され、ロス率が高くなり、速度低下の原因となります。
以上の理由から無線LAN環境を構築するにあたり、電波干渉の調査は非常に重要となります。
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気象レーダの送信電力は無線の5GHz帯に干渉します。特定のチャネルに干渉するため、干渉しないチャネルに回避します。
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2.4GHz帯は色々な機器と電波干渉します。
AP以外の電波がどの程度発生しているのかを調査します。 -
隣接している他社のAPの電波が、自社のAPに干渉している可能性があります。
調査をすることで、チャネル変更などの適切な処置を行います。
導入までのスケジュール
サイトサーベイにはいくつかのタイミングで行う必要があります。
価格例
新規設置時サイトサーベイ費用
| 要件 | 内容 | 価格 |
|---|---|---|
| オフィスフロア200m²まで |
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120,000円（税別）～ ※200m²を超える場合100m²毎に追加料金が発生いたします。（要見積） |
無線トラブル支援費用
| 要件 | 内容 | 価格 |
|---|---|---|
| オフィスフロア200m²まで |
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160,000円（税別）～ ※200m²を超える場合100m²毎に追加料金が発生いたします。（要見積） |
※イベントホールや複合施設、製造工場等の場合は別途お見積りとなります。
※調査項目の条件により価格は変動します。
※調査結果のドキュメント作成は別途費用となります。またオフィスフロア図面はお客様よりご提供いただくことが前提となります。
サイトサーベイ対応エリア
東京23区内。その他の地域についてはご相談ください。
